
特別クラスは、まだ開始しておりませんが、対象レベル(コンクール入賞・入選・またはクラシック音楽コンクール全国大会出場レベル)の方が3人以上になった時点で、始動いたします。
初心者も参加できるクラスとは、別の日程で行います。
コンクール入賞レベルの方と、初心者が一緒に演奏しても、残念ながら入賞レベルの人にとっては身になるものがないからです。
音程が良い人は、良い人同士でアンサンブルをしないと、音程に対する耳の精度が失われてしまうのです・・。
特別クラスでは、合奏曲がハイレベルになるのと、聴音や指揮法を毎回やるのが特徴です。
1つの曲をじっくりやるのも大切ですが、合奏で知らない曲をどんどんこなしていく、というのも大切です。
あと2人、参加される方がいれば、開始します。
受講費用は、こちらをご覧ください。
下記の対象レベルでない方も、見学は可能です。
コンクール入賞者(入選・奨励賞なども含む)および、音楽の専門教育を受けている子供(コンクールに挑戦している・桐朋の音楽教室またはそれと同等の先生に支持している方)のみ参加可能です。
音高生・音大生・音大卒業生の方も、対象です。
バイオリニストとして、活動していこうと考えている方に向けて、個人のバイオリンレッスンでは足りない、ソルフェージュやリズム・スコア分析の訓練を行います。
合奏で、とるべき、純正律に近い音程の取り方についても指導します。
レベル感としては、
・日本クラシック音楽コンクールの幼稚園~高校生までの部で予選を通過した方・および全国大会出場者
・日本ジュニアクラシック音楽コンクールの全国大会出場
・何らかのコンクールで入賞・入選
の方が対象です。
対象でない方でも、動画審査を通過すれば、参加可能です。
個人レッスンで、弦楽器奏者がソルフェージュを教えることは、ほぼ皆無だと言えます。
桐朋の音楽教室でも、ピアニストやソルフェージュ専門の先生が、ソルフェージュ教育を担当しています。
日本ストリングスアカデミーでは、バイオリン奏者が、実践的な合奏に役立つ、ソルフェージュを指導します。
ソルフェージュは、音の取り方や、書き方に問題ないか、指導いたします。
単旋律と、和音の聴き取りがメインとなります。
リズム訓練は、指揮法を含みます。
甘くなりやすい、付点のリズムや、2拍3連、5連符などの練習を行います。
基礎的なリズム訓練はサラッと流すだけになります。
合奏曲は、
ボーイング練習
パッヘルベルのカノン(3つのヴァイオリンパートによる)
バッハのドッペル協奏曲
モーツァルトのアイネクライネナハトムジーク
(チャイコフスキーの弦楽セレナーデ)
ヴィヴァルディの四季より抜粋
その他ヴァイオリン協奏曲
学生音楽コンクール課題曲etc..
を予定しております。
モーツァルトのアイネクライネは、1stを経験しておいた方が良いので、1stも2ndもどちらもやれる、という方がいれば、演奏会では繰り返しをなくして、アイネクライネナハトムジークを2回演奏しましょう。
必要に応じて、ボーイング以外の基礎訓練も行います。
※カノンと、アイネクライネナハトムジークは確定でやりますが、その他の曲は、参加者の方に合わせて変動します。
なるべく全員の受講生に、上記の曲で、ソロを弾く機会を設けられたらと思います。
ヴァイオリン協奏曲で、伴奏する時に、どのように弾くと良いか、も指導いたします。
ヴァイオリン協奏曲の伴奏をすると、聴く力が劇的に上がります。